HOME「夢の跡」 > 北海道・道南 > 檜山‐06 大崎小学校
所 在 地 北海道上ノ国町大崎
撮影年月日 2015.6.16
始めに書いておきますが北海道の廃校「大崎小学校」は、すでに更地になっており校舎は有りません。
「大崎小学校」の付近まで来ると樹木の間に廃屋が有り、いかにも職員住宅風ありで、その奥には大きい建物が有って、それが校舎かと思いました。
近くの「生活センター」玄関にオバチャンがいたので、怪しい者で無い事を伝えるため「大崎小学校の写真を撮りに来た」と言うと、「今は無くなっている」と言います。
えっ?・・でも来る途中に廃屋が有ったのは、学校関係の建物と違うの?
オバチャンは盛んに「シンチュウグン」という単語を発し、何の事かわからんかったが、やがて「進駐軍」という意味だとわかり、今まで話が合わななかったのが、よおやく話の筋道がわかり、見てきた廃屋は進駐軍が使っていた建物であり、「大崎小学校」はその側の空地に有ったという事でした。
学校跡地の場所を聞くと案内してくれ、昔は学校の用務員をしていたそおです。
今は草が茂っている付近に校舎が有り、松林の付近がグランドで植林したそおです。
昨年、自分と同じ廃校巡りの女性が来て、同じように廃屋を校舎だと思ったらしい。
自分もオバチャンに聞かなかったら、草を掻き分けて廃屋の写真を取っていただろなぁ。
ちなみに進駐軍の建物は、なぜここに有ったのかは知らないそおですが、付近の風景を見ると海が見渡せる高台なので海上監視の無線施設が有ったように思えるがネットで調べてもわかりませんでした。
だれか知っていたら教えてね。
それにしても戦後70年余り過ぎたのに、廃屋にしてはガンジョウな造りのよおで、外観では、そんなに荒れてないように思う、さすが「シンチュウグン」。
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恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「手向」を載せており、 聞いて頂ければ泣いて喜びます。